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日本は最高の旅行先(103)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2022年1月25日
  • 読了時間: 2分

実は諸事情があったので、日本に一時帰国していた。


実に飛行機に乗ること自体が2年ぶり。


日本へ行くのも2年ぶり。





あれだけ旅慣れていたのに、


もはやパッキングの時点で何をしていいのか忘れているレベル。





しかもコロナ事情で、


事前にやらなければならないことも追加されて、


かなりバタバタした。





事前のPCR検査は、


ひとり197.95ドル。


4人で SGD 791.80 とまぁまぁなコスト。





日本に着陸してからは、噂に聞いていたとおり、


空港内をぐるぐる歩き回らされながら、


何度も同じことを聞かれたり何度も同じ内容を記入されられたり。


事前にWebでも提出しているのに。


で、難関は、唾液でのPCR検査。


かなりの量を求められるが、乾燥した建物内を歩いて喉もカラカラだ。





それらの作業を終えて、


しばし待ち、ついに陰性の結果が出たときには全員バテバテ。





14日間の自主隔離を経て、開放されたときの爽快感は半端じゃなく、


とりあえず、たまりにたまっていた本物の味への欲求を消化。



つくねも本物の味。安くてうまい。


うどんも本物の味。こういうのがいい。


寿司なんかもう、美味しいのに安すぎて。

当然、王将で餃子を好きなだけ食べてみたり、


吉野家でアタマの大盛り牛丼食べてみたり、


3食全てが楽しみ。


外食に飽きてきたらスーパーに行ってみれば、シンガポールではありえない値段で鮮魚丸ごと買って、


さばいてみたり。




何もかもが安すぎるのに、何もかもが美味すぎる。


円安も相まって、海外から来ると日本の飲食店全体がセールしているかのよう。


この食の多様性に、このクオリティで、このサービスで、この物価の安さ。


これだけ揃っている国は世界でもなかなか見当たらない。





食以外でも、


ビックカメラやヨドバシカメラに行っては品揃えに感動し、


ロフトやヴィレヴァンに行っては非必需品の多さに感動。




日本には、生活に必要不可欠じゃないものがいっぱい売ってある。


豊かで何でもあるがゆえに、


より便利になるためのものや、より快適になるためのものが、生み出され、


必需品じゃない部分で競争してる状態。


街をブラブラするだけでも楽しくなってくる。




スニーカー好きの息子には、日本のマニアックなスニーカーショップの刺激が強すぎたし、


ガジェット好きの息子には、電気屋街の広さと品揃えは信じがたい光景だった。




なんならショッピングなど関係なく、ただ歩くだけですら、


意味もなく街の風景を写真に撮ったりしていた。


普段、常夏の国にいるので、冬ってだけで特別感があるし、


寒いのは嫌いなのにそれすらも気持ちいい。





2年ぶりに来た日本は、結論、


こんなにいい旅行先は世界中でもなかなかない、


ということだ。


住むことを外して考えると、ここは天国。







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自分にも40歳がやってきた。

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​​何かを始めるには良い歳だ。

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