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泡銭はすぐになくなる理由(173)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2024年9月14日
  • 読了時間: 3分

泡銭はすぐになくなる、とよく言われるが、あれは本当だ。

自分も若い頃に経験したことがあるし、周りでもそういうケースは何度も見てきた。


パターンは2つだ。




1つは、

本当に楽して稼いでしまい、大事に使わないパターン。

苦労して貯めたお金ってなかなか使えないものだが、

ぽーんと入ってきたお金ってぽーんと使えてしまう。

まぁギャンブルなどではよくよく見る光景だが、

事業でもそこそこある。

特に、昔と違って今は、成功するのに時間がかからない。

いきなりバズっていきなり大金手にすることも、多く見受けられる。

またすぐ稼げるだろう、ということで、大胆に「浪費」や「消費」に使う。

そこから本当に「またすぐ稼げる」のか、

「その一発で終わる」のかは、さておき、

泡銭はすぐになくなる。

稼ぐまでに使った労力、稼ぐまでにかかった時間、が少ないことに起因する。




ただ、このパターン1の減少に関しては、よく言われているので、

ぽーんと使っちゃうのではなく、堅実に運用しよう、という賢い人ももちろんいる。

そういう人もハマってしまうパターンが、2つ目だ。

泡銭とは、自分の実力外のところで予期せず稼いじゃったもの。

自分のレベルがそのお金の量についてきていないことがある。

そういう人が、投資をしてそのお金を堅実に増やそうとするも、

自分にそのスキルがないため、人のスキルに頼らざるを得ない。

しかし、自分が何者でもないのであれば、

そういう自分に大した人や大した案件は寄ってこない。

友達から来た上手く来そうに見える案件に乗っかってしまい、

結局その案件が上手くいかずにお金を失う。

賢くやろうと「投資」に使うも、結局は、

泡銭はすぐになくなる。

稼ぐまでに自分が得た能力、稼ぐまでに自分が得た経験値、が少ないことに起因する。




この2パターンにより、

「浪費」に使おうが、「消費」に使おうが、「投資」に使おうが、

泡銭はすぐになくなる。

ということは、資産を得ようと思えば、1回じゃだめだということだ。

人生で1回、思った以上の大金を得ることは実は想像しているより難しくなく、

それは沢山の人が経験をする。

でも大事なことは、それが再現性があるのかどうか、ということだ。

1代でそこそこの資産を築くのは、1発屋では厳しい。

もちろん、1発あてて、その軍資金も順調に増え、波に乗っちゃう豪運の人も見てきた。

だけど、極めて少数だ。




今の世の中、本は溢れているし、動画も溢れていて、

先輩方から学ぶことは容易い。

先輩に学び、先輩の失敗を避けることによって、

最初から上手く行けばいいのだけども、

自分で失敗を経験することで学ぶのとではインパクトがまるで違うと、

過去の経験から理解している次第。


このあたり、AIで変わってくるのかもしれないなーと楽しみです。


泡銭はすぐになくなる
シンガポールのセレター空港からクアラルンプールへ。

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自分にも40歳がやってきた。

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​​何かを始めるには良い歳だ。

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