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シンプルな人付き合いのルール(159)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2023年10月27日
  • 読了時間: 3分

人付き合いのルールを自分の中でシンプルにしている。

結論をいうと、

それは、「自分に対してどうだったか」だけで判断すること。

このひとつに尽きる。



このルールに至るまで、いろいろなことがあった。

20代の頃は、もう陽キャの極みだった。

どこへでも出かけ、誰とでも出会い、

出会った人は皆友達状態で、馬鹿みたいに連絡先やSNSの繋がりが増産された。

仕事もしゃかりきに頑張っていたので、仕事関係でも仲間や知り合いは無限に増えた。

いろんなサークルに参加し、夜はクラブ活動に明け暮れ、

真面目な人から悪そうな人まで、だいたい友達で、

このままいけば知らない人はいなくなるんじゃないかと思えるほどだった。



そんな中、20代後半で酷い人間不信に陥る出来事があった。

信じていた人が嘘をついて逃げ、

さらに信じていた近しい人に騙され、

さらにはその当時の親友と呼べる存在にまで裏切られた。


このたった一つの一連の流れは、

陽キャだった自分が180度変化し、

人付き合いが大嫌いになり、

誰のことも信用できなくなり、

陰キャ街道まっしぐらになるには十分なほどのダメージを残した。


まぁ今となっては、事業のひとつやふたつやっていれば、

誰もが経験する道かもしれないが、

その時には、

やってもいないこと、100%こちらが正しいことでも、

いちゃもんつけられて、

やったことにされ、100%間違ってると言われて裁判沙汰にされる、

なんてことも経験した。


もちろん裁判には勝利するわけだが、

勝ったからといってダメージが回復するわけではない。

十分に長く精神的に苦しむし、

風評被害も少なからず受ける。


そんなこんなで、数年間、30代の前半あたりまで、

自分から人間関係を作るということをしなくなった。

出会ったとしても連絡先を教えない。

こちらから連絡しない。

誘われても極力断る。

そんな生活が続いた。




そんな中でも、新たに気が合う友達というのは出来るもので、

家族ぐるみで仲良くする人に囲まれ、徐々に精神は回復していった。


そしてまた、徐々にいろいろな場に顔を出すようになった頃には、

人に対する見方が以前とは違ってシンプルになっていた。



その人が過去に何をしたとか、

誰かに何か嫌なことをしたとか、

一切合切考慮しない。

だって自分にされたわけじゃないからだ。

いまは過去とは違うかもしれないし。いや、違う可能性のほうが高いだろう。

いま、自分にとって楽しい人なのであればそれはそれでいい。


聞いただけの話も信じない。

これもいろんなバイアスがかかっているし、

自分はなにもされてないからだ。

であればあくまでもフラットに付き合う。


このように、

ただただ、

「いま」「自分に対して」「自分の家族に対して」どうなのか、しか考えないルール。


逆に、

偉い人を知っているとか、

誰と一番親しくしているとか、

そういうことに対しても自分は態度を変えない。

逆も真なり。


こうシンプルなルールにしておくと、

少なくとも振り回されるということはない。

楽しい人達と楽しく付き合いをするだけだし、

それはプライベートも仕事もしかりだ。

無駄に敵を作らないし、無駄に知り合いを増やさない。

つながりは自然の流れに任せながら、

判断はルールに沿うだけ。


精神衛生上、これが一番だと思っている。



仲良し3家族でBBQ






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自分にも40歳がやってきた。

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we grow old because we stop playing.

​​何かを始めるには良い歳だ。

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